d-Board の使い方

授業用の電子黒板です。板書を作って生徒に配り、提出されたものを並べて見られます。

ここを開きます

カメラでこのQRコードを写すと開きます。

https://ishide.com/apps/dBeN/d-board/d-Board.html
パソコン(Windows)の Chrome か Edge でお使いください。 フォルダを選ぶ機能を使うため、iPad の Safari では 「授業フォルダの保存・読み込み」と「提出物の読み込み」ができません。

1.画面の見かた

上に道具の並んだバー、中央に板書の面、左右に移動用の矢印があります。

面(board)という考え方

板書は1280×800 の「面」を単位にしています。 面は縦10×横10で100面あり、黒板を何枚も並べたように使えます。

1画面に何面出すか

「表示 ▾」→ ビュー枚数で、横に並べる面の数を変えられます。 はじめは2面です。前の板書を残したまま次を書きたいときに使います。

2.書いてみる

手書き

  1. 上のバーから ペン を選びます。
  2. ペン種で、ボールペン・フェルト・鉛筆・チョークから選びます。
  3. 太さを選びます。よく使う色は左側に並んでいます。
  4. 面の上でドラッグして書きます。
背景を黒板の色にすると、既定の色が自動で白に変わります。 「表示 ▾」→ 背景で切り替えられます。 黒板の上で黒い文字を書いてしまう、ということが起きません。

消す・戻す

3.文字を打つ

  1. テキスト を選びます。
  2. 置きたい場所をクリックします。
  3. 文字を打ちます。書体・大きさ・縦書きを上のバーで選べます。
  4. 別の場所をクリックすると確定します。

生徒の e-Note と同じ書体を使っているので、 生徒が書いた文章も先生の画面と同じ形・同じ改行位置で表示されます。

4.図形を描く

図形直線・四角・丸・矢印。塗りの有無を選べます。
中心をクリックして離す → 始めたい位置から弧の終わりまでドラッグして離す
放物線頂点からドラッグします。Shift を押しながらだと横に開きます。
テンプレートふき出し・星をドラッグで置きます。
コネクタ図形をクリックして、つなぎたい相手の上で離します。図形を動かすと線も追いかけます。
Shift を押しながらドラッグすると、直線は水平・垂直に、四角は正方形に、丸は真円になります。 正方形・真円に近づくと青い点線の目印が出ます。

5.付箋を貼る

  1. 付箋 を選びます。
  2. 上のバーで色を選びます。
  3. ドラッグして大きさを決めます。
  4. ダブルクリックすると文字を入れられます。

6.生徒に画面を渡す

いま開いている面を、1つのファイルにして配ります。

  1. 配りたい面を開いた状態にします。
  2. 一部だけ動かせないようにしたい場合は、先にその図形を選択しておきます。
  3. ファイル ▾この面を書き出す… を選びます。
  4. 生徒が動かせる範囲を聞かれるので、番号で答えます。
    1自由。すべて動かせます。
    2全部を固定。板書は動かせませんが、書き足しはできます。
    3選択中のものだけ固定。(手順2で選んでいる場合に出ます)
  5. dBoard_face_r○c○_日時.json がダウンロードされます。
  6. このファイルを Classroom・Teams・共有フォルダなどで生徒に渡します。
方眼や罫線も一緒に配られます。 「表示 ▾」→ 罫線で面に罫線を設定しておくと、生徒の画面にも同じものが出ます。 白紙・罫線・方眼・ドット方眼・英語4線・音楽5線から選べます。 グラフや作図、英単語の練習、楽譜の書き取りに使えます。

7.提出物を集めて並べる

集める

生徒から提出された .json ファイルを、1つのフォルダに集めます。

並べる

  1. 生徒の画面を置きたい面へ先に移動します。 上の方に板書が残っている場合は、空いている行の左端へ移動してください。
  2. 「表示 ▾」→ 提出物読み込む を押します。
  3. 集めたフォルダを選んで許可します。
  4. すでに並んでいるものがあれば、足すか・片付けてから並べるかを聞かれます。
  5. 配置場所の確認が出たら OK を押します。

読み込むときに並べ方を選びます。

1人1面に並べる 出席番号の順に1面ずつ置きます。板書のある面は自動で飛ばし、末尾まで行くと先頭に戻って空きを探します。 一人ひとりを見て採点するときに使います。
全員を重ねる いま開いている1つの面に、全員ぶんを薄く重ねます。背景は敷かず、書かれたものだけが重なります。 クラス全体の傾向を見るときに使います。
重ねると、答えの散らばりが見えます。 同じ場所に多く集まれば濃く、ばらつけば薄くなります。 グラフの傾きや作図の位置など、「みんながどこに書いたか」を一目で確かめられます。 面の右上には人数が出ます。
1コマで2つの課題を集めることもできます。 1つ目を読み込んだあと、別の面へ移動して2つ目を読み込み、「足す」を選んでください。 授業コードが違えば、同じ生徒でも別の課題として両方が残ります。
同じ課題を出し直した生徒は、新しい方だけが使われます。

見かた

提出物の上に、そのまま赤ペンで書き込めます。 提出物は下敷きとして扱われるので、先生の書き込みが上に乗ります。 40人分を並べても、書き味は変わりません。

8.書いた順に再生する

「表示 ▾」→ 再生から、板書を書いた順に再生できます。 生徒の解答を読み込んだ状態で使えば、どういう順で考えたかをたどれます。

実時間書いたときと同じ間合いで再生します。
間を詰める手を止めていた時間を縮めて、次々に描いていきます。 授業1コマぶんが短時間で見渡せます。

速さ(0.5〜4倍)とあわせて使えます。途中のバーをつまめば、見たいところへ飛べます。

9.板書の保存

授業フォルダに保存する

  1. ファイル ▾保存先フォルダを選ぶ… でフォルダを決めます。
  2. 以降は 保存 を押すたびにそのフォルダへ書き込まれ、自動保存も働きます。
  3. 次回は フォルダから開く… で続きから始められます。

フォルダを決めていない場合は、保存を押すとフォルダを選ぶ画面が出ます。 選ばなければ、1つのファイルとしてダウンロードされます。

提出物は板書と一緒には保存されません。 採点のために並べたものは、その場かぎりです。 必要なら提出ファイルのフォルダを残しておいてください。

10.授業での使い方の例

  1. 授業前:板書を作る。配る面には方眼を設定しておく。
  2. 授業前:その面を書き出し、Classroom などで配る。図の位置を保たせたいときは「全部を固定」を選ぶ。
  3. 授業中:板書しながら進める。Alt+矢印で面を移動。
  4. 授業終わり:生徒が e-Note から提出する。
  5. 採点:空いている面へ移動し、提出物を読み込む。色分けを押して生徒の書き込みを確かめ、赤ペンで書き込む。

困ったとき

画面が真っ白・道具が出ない 古い版が残っている可能性があります。Ctrl+Shift+R で読み込み直してください。 左上のロゴの横に版の日付が出るので、最新かどうか確かめられます。
フォルダを選ぶ画面が出ない iPad や Firefox では使えません。Windows の Chrome か Edge をお使いください。
提出物が読み込めない フォルダの中に e-Note から提出した .json があるか確かめてください。 読み込んだ結果は画面下に「何件並べた/何件は場所が足りない」と出ます。
提出物を置く場所が足りない 板書のある面は使われません。空いている行へ移動してから読み込んでください。
生徒の画面の色が読みにくい 黒板の色で作った面を白いノートで開くと、生徒側で色が反転していることがあります。 色分け表示を使うと見分けやすくなります。